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クラウドで何ができるのか

クラウドで出来る事

クラウドコンピューティングは2006年に当時GoogleのCEOであったエリックシュミットによる発言が最初であったと言われています。

それではクラウドコンピューティングを利用する事でどのような恩恵を受ける事ができるのでしょう?それをこれから説明していきたいと思います。

Apple社のiCloud

昨年惜しまれながら亡くなったAppleのCEOだったスティーブジョブスは早い時期から音楽配信サイトのiTunesとMP3プレーヤーであるiPodとで理想的なファイル転送環境を構築しました。つまり、操作端末であるiPodをiTunesがインストールされているパソコンにUSB接続する事で自動的にパソコン側のiTunesとiPodが同期するというスキームを作り出したのです。

しかも、MacOSユーザーであればiTunesはプレインストールされているため、MacOSとiPodとの連携はユーザーにとって非常に負担の少ないフルオートのバックアップシステムなのです。

この関係性はやがてiPhoneやiPadにも拡張されていきます。そして最新のMacOS10.7LionとiOS5ではこの関係性は更に強化されiCloudとして配信されています。

iCloudの優れた点はこれまでデバイス(iPhoneやiPad)をiTunesのインストールされているパソコンとUSB接続しなければなりませんでしたが、iCloudをonにしておくことで全てのデバイスで作成されたファイルは自動的にiCloudにストレージ(転送)されてUSB接続しなくとも無線LANを通じてバックアップされると言う点です。

現在全てのMacOSにiTunesは標準装備されていますし、ウィンドウズでもかなりのユーザーがiTunesをインストールしています。

iCloudを使うにはパソコン側は最新のiTunesがインストールされていれば使えるのでウィンドウズユーザーでもiCloudを使う事が出来ます。

スティーブジョブスが天才だと賞賛されるゆえんはiPodとiTunesによる完璧なストレージ環境を作り出しそれをOSの違いによる制限を受けないようにウィンドウズ版のiTunesも無償配布した事だと思われます。

これによってiCloud用の専用アプリを改めてインストールする必要なしに自動アップデートされるiTunesによって自動的にiCloudのユーザーとなる事が出来るというのはあまりパソコンに詳しくないiPhoneやiPadユーザーにとっても大きなメリットとなり得るのではないでしょうか?

こうして例えば自宅のMacOSで作成した文章ファイルが何もしなくても自動的にiCoudに保存され、そのファイルはApple IDでネットワークされている全てのデバイスで共有する事ができるのです。もうUSB接続する必要は無いですし、仮に作成した文書ファイルをコピーしておいたUSBメモリーカードを自宅に忘れてきても外出先からiPhoneやiPad(あるいはウィンドウズPC)で目的の文書ファイルにアクセスする事が出来るのです。

外でファイルを確認するために敢えて外部サーバーにファイルを転送しておく必要が無いというのがiCloudの最大のメリットですし、クラウドコンピューティングの目指す姿もここにあると言えるでしょう。