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仮想化とは?

仮想化とは

クラウドコンピューティングを知る際には仮想化という言葉を度々目にします。仮想化をそのまま解釈すると「存在しないものを存在している様に見せる」といった意味になります。

コンピューターの世界では「仮想メモリ」や「仮想ドライブ」という言葉がありますが、いずれの場合もPC内部に物理的に存在しないメモリやディスクドライブをソフト的に「存在するように見せかける」技術の事をさしています。

一時的に情報をストックしておくためのキャッシュメモリーなどが該当します。


サーバーの仮想化

クラウドコンピューティングで欠かす事が出来ないのが仮想サーバーの存在です。

仮想サーバーも物理的には存在しないサーバーをソフト上で存在するかのように見せかける技術です。実際には1台しかないサーバーに仮想ソフトウェアをインストールして、仮想ソフト上に複数のサーバー環境を構築するのです。

1台のパソコンを家族全員でシェアする事を想像すると分かりやすいかもしれませんね。

クラウドコンピューティングでは外部の仮想サーバ上にファイルを保存していきます。サーバーを仮想化すると大元のCPUも仮想サーバーの数だけ仮想化される事になります。

例えば4コアCPU/4GBのホストサーバーを1コアCPU/1GBの仮想サーバー4台分として利用するといった具合です。こうしてホストサーバー内では仮想ソフトウェアのお陰で4つの仮想サーバー(ハードディスク)と4つのCPUつまり、仮想パソコン4台分が出来上がる訳です。


仮想サーバーのメリット

さて、ここで一つの疑問が出てきます。

何でわざわざ一つのホストサーバーを仮想化してまで複数あるように見せかけなければならないのでしょうか?

100ユーザー分必要ならそれだけサーバーを準備すればすむ話ですね。ところがサーバーを仮想化するといくつかのメリットが得られるのです。

まず最も大きいのは保守点検の点です。サーバーを仮想化すればメンテナンスはホストサーバー本体以外全てソフトウェア上で可能です。これで仮想サーバーがダウンしたとしてもそれはソフト上の問題ですので、リカバリーもソフト上で可能となります。

それにソフト上のメンテナンスは遠隔操作も可能ですので、人的な負荷はかなり軽減されますね。

次のメリットは物理的なメリットです。

ユーザーが一人増えるごとに物理サーバーを追加するというのはパソコン一台追加するのと同じ話です。設置して接続するための物理的な設備も必要となります。つまり省スペースが仮想化によって可能となるのです。

こうしてメンテナンスや物理スペースを圧縮する事でトータルのコストダウンも図れるのです。これはサーバー事業を行う上では非常に大切な事ですね。クラウドコンピューティングを事業化するためにもサーバーの仮想化は必須とされるのはこういったメリットがあるからなのです。


仮想サーバーのデメリット

この様にメリットの多い仮想サーバーですが、デメリットもあります。

それは仮想サーバーとはいえ求められるスペックは物理サーバーと同様だと言う事です。1台の物理サーバーを分割して使うとはそれだけ1台分の仮想サーバーの出力が相対的に弱くなる事になります。これは処理能力の面で大きなデメリットになります。

また仮想サーバーを構築するスキルを持つ技術者が少ないという問題も残されています。