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大量のサーバを組み合わせて利用する分散処理について

多筐体型コンピューティングと仮想サーバーの必要性

先ほどの例では実際にパソコンを操作する側(クライアント)のパソコンを例にとって説明しました。ここではもう少し突っ込んだ説明をしていきたいと思います。

タイトルでもある「大量のサーバを組み合わせて利用する分散処理」とは前章で説明した多筐体型コンピューティングと一筐体型コンピューティングを組み合わせた発展型の事です。

クラウドコンピューティングでは莫大な量の情報を再利用(リソース)出来る形でストックしておく必要があります。将来的にはクラウドコンピューティングの普及によってパソコンからはハードディスクが消えるとも言われています。

そうなると今世界中で稼働しているコンピューター全ての情報を外部のサーバーで管理する事になるためサーバーにかかる負荷は計り知れないものになります。それを解決していくために基幹サーバーのユーティリティ化が不可欠となるのです。


動的ワークロード管理とは

大量のサーバを組み合わせて利用する分散処理は動的ワークロード管理と言い換える事も出来ます。

現在殆どのパソコンユーザーはプロバイダーに契約をしてインターネットに接続しています。つまりプロバイダーがメインサーバーとなり、メインサーバーの中ではユーザー毎に仮想サーバーが割り振られていると考えて下さい。

クラウドコンピューティングサービスも原理はこれと同じです。つまりクラウドサービスのメインサーバーは膨大な情報をシームレスにリソースするために多数のブレードコンピューターを保有しています。

ブレードコンピューターに実装されているブレード一つ一つがこれまた巨大なサーバー機能を有しています。その施設内の多数のブレードコンピューターは全てネットワーク化されてCPUが並列処理される事になります。

仮想サーバーでは処理能力のピークに達すると処理速度が遅くなっていきます。これではその仮想サーバーにアクセスしているユーザーは処理速度の遅さにイライラしますね。

それを解消するために今稼働率の低い仮想サーバーのディスク容量とCPUを割当て追加の仮想化をする事で稼働率の高い仮想サーバーの負担を減らします。

こうして適宜全ての仮想サーバーが連携してアクセスしてきた情報を分散処理する事を動的ワークロード管理と言います。これによってユーザーは一定の品質を保持した状態でサービスを受ける事が出来るのです。