税務会計組織のWeb戦略をサポートする

コラム

RSS

クラウド

コラムトップ

Paas(Platform as a service)とは

Paasとは

Paas(Platform as a service:パース)とはプラットフォームをクラウド上で提供するサービスの事です。

プラットフォームとはOSやDBMS(データーベース管理システム)、運用管理ソフトウェアといったアプリケーションやサービスとユーザーとの中間にあるという意味でミドルウェアと呼ばれるソフトウエアや開発環境の事をさしています。

またPaasの実現によってユーザーは自分の使用環境に適したアプリケーションの開発やカスタマイズが可能になります。つまりPaasはユーティリティコンピューティングのメリットの多くを享受しつつ、ユーザーニーズに応じた独自のサービスを展開できるという点が優れているのです。


Paasの現状

Paasはクラウドコンピューティングが提供する様々なサービスの中でもまだまだ発展途上な技術です。

たとえばJavaを使ったプログラミングを行う場合、これまではユーザー側のパソコンにJavaの最新版とコンパイラ、インタプリタがセットになったJDKというアプリやJava開発環境が可能な開発ツールアプリをパソコンのハードディスクにインストールをする必要があります。

しかし、某出版会社では「どこjava」というwebブラウザでJavaのオーサリングが出来るシステムをJavaエンジニア育成用に提供しています。

これはJavaのフル機能をサポートは出来ないβ版ですが、通常ならばテキストエディタを使ってJavaソースを記述し、その後コマンドプロンプト(MacOSの場合はターミナル)というアプリを使ってJavaコンパイラを起動し、無事にコンパイルが終了したらインタプリタを起動してJVMに読み込まれて実行されるというプロセスを踏みますが、これら一連の作業がWebブラウザのみで可能になります。

このようにアプリ開発者やサイト管理者にとって非常に有益なサービスですが、その多くはまだ試用段階というのが現状です。


Paasの将来

これから先クラウドコンピューティングがコンピューター業界のメインストリームとなればクラウドで提供される様々なサービスが順次拡大され内容も充実することになります。

Paasが本格的に始動すれば例えばパソコンのOSの機能の多くをWebブラウザで担う事が可能です。つまりWebブラウザがOSに依存する一アプリでは無くクラウドコンピューティングのインターフェイスとして独立したOSとなるかもしれないのです。

インターネットではLynuxやウィンドウズ、MacOSといったプラットフォームの壁を超えて情報のやり取りが可能ですので、今以上に情報の共有が行いやすくなりますね。例えばエコポイントの告知や地震情報などの緊急性のある情報を今よりもシームレスにユーザーに提供する事が出来るようになります。

そしてアプリやサイトを開発する技術者もデバック(動作環境)を既に社会に浸透しているブラウザ上で行ってから本格的に公開する事が出来ますし、ゲームソフトのように多くのクラスファイルを持つアプリの開発の際には独自のプラットフォームを立ち上げて仕様書を開発者間で共有し、作成したクラスから適宜ビルドインしていく事が出来る様になり作業負荷が大幅に低減されることとなります。